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今回はコントローラーフリーク(以下フリーク)を買いまくった私が、フリークの選び方について解説します。
- 「フリークって種類が多すぎて、どれを買えばいいのか分からない」
- 「凹型と凸型の違いがいまいちイメージできない」
- 「FPSでエイムが安定しやすいフリークが知りたい」
こんな悩みがある人向けに、この記事ではフリーク選びの基本をまとめました。
結論から言うと、フリーク選びで一番大事なのは「凹型か凸型か」と「高さ」をどう決めるかです。この2つさえ外さなければ、ブランドが違ってもそこまで大きな失敗はしません。
この記事では、
- 凹型/凸型それぞれの特徴と向いている人
- FPSでの「左低め・右高め」という王道セッティング
- 表面デザインや素材をどう見ればいいか
- PlayVital / KontrolFreek / プロフリークの違い
といったポイントを、実際に色々買って試した経験ベースで解説していきます。
まずはここで「自分はどんなフリークが合いそうか」の目星をつけてから、実際の商品を選んでみてください。
フリーク選びで一番大事なことは、凹型か凸型か

フリーク選びで最も重要な要素が「凹型か凸型か」という選択です。実はこの選択が、フリークとの相性を大きく左右します。フリークはグリップ感が命なんですが、凹型か凸型かはこのグリップ感に大きく影響します。フリークに違和感を感じる原因は、この凹型凸型の選択を誤っている可能性が高いです。
私自身、フリーク歴の中で様々な製品を試してきました。結論から言うと、私は「凸型派」でした。凹型のフリークも色々試してみましたが、どれも私には合いませんでした。恐らく指の置き方の癖であったり、操作感が凸型と相性が良かったんだと思います。
自分に合うタイプを見つけるには、実際に触って確かめるしかありません。フリークを初めて購入する方は、凹型と凸型の両方を試すことができる商品を選ぶことです。
フリークの高さについて
FPSをやるなら高いフリークをつけることをおすすめします。高いフリークはスティックの可動域が広まり、細かい作業が可能になります。
PCゲーマーの方には、こんな例えが分かりやすいかもしれません。高いフリークはローセンシに似た操作感。一方、標準の低いフリークはハイセンシに似た操作感になります。
FPSでは、左スティックに低いフリークを、エイム等をする右スティックは高いスティックを装着することをおすすめします。
- 高いタイプ:エイム等細かい操作が求められるシーンで有効
- 低いタイプ:動きのスピードが求められるシーンで有効
大体のフリークは高いフリークと、低いフリークがセットになっています。
プレイスタイル別おすすめセッティング例(FPSなど)
ここからは、実際にどんなつけ方をすればいいのかを、プレイスタイル別にざっくり紹介します。
あくまで「入門用の型」なので、ここから少しずつ自分好みに微調整していくイメージでOKです。
FPSメインで遊ぶ人向け
FPSメインで遊ぶなら、王道は
- 左スティック:低め
- 右スティック:高め
この組み合わせです。
左スティックは、移動やキャラコンがメインの役割です。ここに高いフリークをつけてしまうと、大きく倒しづらくなったり、とっさの方向転換がやりにくくなってしまいます。そのため、左は「低め」もしくは「フリークなし」で十分です。
一方で、右スティックはエイムや視点移動の役割が大きいので、「高めのフリーク」と相性が良いです。スティックの可動域が広がることで、細かいエイム微調整がしやすくなり、ローセンシ寄りの感覚で狙えるようになります。
最初の一歩としては、こんな組み合わせから試すのがおすすめです。
- 左:低め or フリークなし
- 右:中〜高め
そこから、
- エイムがまだ速く感じる → 右をもう少し高めにする/感度を下げる
- 視点移動が遅く感じる → 感度を少し上げる
という感じで、ゲーム内感度と合わせて調整していくと、自分の「ちょうどいいポイント」が見つかりやすくなります。
カジュアル寄り・いろんなジャンルを遊ぶ人向け
「ガチガチのFPSメインというより、色んなゲームを遊ぶ」という人は、両スティックとも“中くらいの高さ”から始めるのがおすすめです。
- 左右とも中くらいの高さ
- 凹型/凸型は、まずは直感で「持ちやすい方」から
このくらいの設定だと、
- FPSでもある程度エイムしやすい
- アクションゲームやオープンワールドでも違和感が少ない
というバランスを取りやすくなります。
もし「なんか疲れるな」と感じたら、
- 左右どちらか一方だけフリークを外してみる
- 右だけフリーク、中くらいの高さにする
といった感じで、一段階ずつ変えてみてください。急に両方高くしたり、いきなり極端な設定にしないのがポイントです。
手のサイズ・疲れやすさで調整するコツ
プレイスタイル以外に、手のサイズや疲れやすさもフリーク選びに影響します。
手が小さめの人は、
- あまり高すぎるフリークは避ける
- 右スティックは中くらい、左は低め or なしから試す
長時間プレイで親指が疲れやすい人は、
- 高さを一段下げてみる
- 凹型 → 凸型、またはその逆に変えてみる
「高いフリークをつけたら急にエイムが下手になった」人は、
- いきなり高いフリークに変えると、可動域が増えすぎて感覚がズレます
- 中くらい → 高めと、段階的に慣らしていくのがおすすめです。
フリークは一度つけたら固定ではなく、「今日ちょっと合わないな」と感じたら高さや凹凸を変えてみるくらいの感覚でOKです。その日の体調やプレイスタイルに合わせて、少しずつ微調整していきましょう。
フリークの表面デザインと素材選びの極意
ゲーミングデバイスを選ぶとき、見た目に目を奪われがちですが、フリーク選びで重要なのは使用感です。
長時間のゲームプレイでは、グリップ感が操作精度を大きく左右します。プレイ中の手汗も避けられません。
そんな状況でも安定したプレイを続けられる素材選びが、フリークの性能を決める重要な要素となるのです。
おすすめの表面加工:適度な粗さ感
フリークを選ぶとき、程よい「ザラザラ感」がある表面を持つものをおすすめします。一見すると些細な違いに感じるかもしれませんが、この微細な表面加工には重要な役割があります。
以下は、ザラザラ感の3つのメリットです。
安定した操作感
滑らかすぎる表面とは異なり、微細な角度調整が格段にしやすくなります。特にFPSゲームでの狙い撃ちなど、精密な操作が必要なシーンで真価を発揮します。
繊細な操作をサポート
表面の細かい凹凸が、指先の微細な動きをしっかりと捉えます。特にエイム調整時には、この特徴が大きな武器となります。
汗対策に効果的
長時間のプレイや激しい戦闘で手汗をかいても、表面のザラザラ感が適度な摩擦を生み出し、安定したグリップを維持できます。
最適な素材:グリップ力のあるゴム素材
私がおすすめするのは、ゴム素材で適度な凹凸加工が施されているタイプです。大体のフリークはゴムですが、商品によってはゴム感が違います。
ゴム素材の理由は上記のザラザラ感と似ています。
- 汗で滑りにくい
- 長時間の使用でも安定した操作が可能
- 指先の感覚をダイレクトに伝えやすい
表面のザラザラ感とゴム素材の組み合わせにより、どんなゲーム状況でも安定したプレイを維持できます。
その他のフリーク選びのポイント
人によっては重要な要素ではありませんが、気になる方もいると思います。私が感じたポイントをピックアップしてます。参考にしてみてください。
大きさ
フリークの直径が微妙に違ったりします。例えば、フリークメーカーの王道「KontrolFreek」よりも「プロフリーク」の方が1ミリくらい大きいです。これに関しては好みです。
ちなみに、私がKontrolFreek派かプロフリーク派かと聞かれたらKontrolFreek派なんですが、その理由の1つがフリークのサイズが小さい方が好きだからです。
値段
相場は大体2,000から3000円くらいです。それで2つしか入ってないのでコスパはあまりいいものではありません。100均とかで作ってくれないかなーって思ったりしています。
対応ハード
対応ハードを確認してください。Xboxのコントローラーよりプレステのコントローラーのスティックが若干大きいです。スイッチ版は分かりません。
爪タイプか被せるタイプか

爪タイプのメリットデメリット
- メリット:取り外しがしやすい
- デメリット:スティックに爪痕がつく
被せるタイプのメリットデメリット
- メリット:スティックに装着跡がつかない
- デメリット:取り外しがしにくい。スティックの取り外せないコントローラーは結構大変かも。
- デメリット2:ゴム素材なので、被せる部分が軟らかくなって、スティックから外れてしまうかもしれない(経験上まだない)。」
おすすめのフリークブランド
ここからは、実際に私が使ってきた3つのブランドを比較してみます。ざっくり違いを知りたい人は、まずはこの表を見てもらえればイメージがつかみやすいはずです。
| メーカー | 凹/凸の種類 | 高さの種類 | 素材感・グリップ感 | 対応ハード | 価格帯(目安) | 向いている人 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| PlayVital | 凹型・凸型どちらも入っている | 低・中・高の3段階 | 適度なゴム感・ザラザラ感は弱め | PS4・PS5・Xbox・Switch | 約1,500円前後 | 初めてフリークを試す人・色々試したい人 |
| KontrolFreek | モデルごとに凹型 or 凸型 | 低・高(モデルによっては高・高もある) | ゴム感強めで引っかかりが良い | PS4・5モデル ・Xboxモデルあり | 2,000円台 | グリップ重視・王道メーカーから入りたい人 |
| プロフリーク | モデルごとに凹型 or 凸型 | 低・高(高さ調整できる) | 全体的にゴム感弱め/Aoiは強め | PS4・5 | 2,000円台 | 有名ストリーマーと同じ物を使いたい人 |
この表を見ても分かるように、最初の1個はやっぱりPlayVitalが無難です。そのうえで、『もっとゴム感がほしい』『推しストリーマーと同じ物がいい』という人は、KontrolFreekやプロフリークを試してみるイメージでOKです。
圧倒的なコスパと選択肢の広さ:最初の1個はPlayVitalでOK

フリーク選びで迷っている人には、まずPlayVitalをおすすめします。理由はシンプルで、「この1セットでほぼ全部試せるから」です。
PlayVitalの強みは大きく4つあります。
- 凹型と凸型が両方入っている
- 低い・中くらい・高いフリークがそろっている
- PS4 / PS5 / Xbox Series / Xbox One / Switch Proに対応している
- 値段が1500円くらいでコスパがかなり良い
最初に書いたとおり、フリーク選びで一番大事なのは「凹型か凸型か」です。でも、ネットで写真だけ見ても、正直どっちが自分に合うかなんて分かりません。
PlayVitalなら、同じセットの中に凹型も凸型も入っているので、
- まずは右スティックだけ凸型を試してみる
- しっくりこなかったら凹型に変えてみる
- 左右で違うタイプをつけてみる
みたいな感じで、実際に触りながら自分の好みを探れます。
高さに関しても同じで、
- 右スティックは高いフリークで細かいエイム用
- 左スティックは低いフリークで移動重視
- とりあえず両方とも中くらいから始める
といったパターンを、1セットだけで色々試すことができます。「ローセンシ寄りのエイムが好き」「動き重視でハイセンシ寄りが好き」みたいな好みも、PlayVitalを回していくうちに見えてきます。
対応ハードの多さも地味に大きなメリットです。PS4 / PS5 / Xbox系 / Switch Proあたりを複数持っている人でも、基本的には同じPlayVitalを使い回せます。ハードごとにフリークを買い直さなくていいので、長い目で見るとかなりお得です。
特にPS4やPS5でFPS(APEXなど)をプレイしている人向けには、PS5/PS4に絞ってフリークの選び方とおすすめをまとめた記事も用意しています。
フリークをいきなり2,000〜3,000円の単品モデルで攻めるよりも、
- 「まずはPlayVitalで凹型・凸型・高さ・対応ハードを一気に試す」
- 「自分の好みが分かってきたら、KontrolFreekやプロフリークの個性強めなモデルに手を出す」
という順番の方が失敗しにくいです。
フリーク初購入の人は、最初の1個はPlayVitalでOKです。すでに別メーカーのフリークを持っている人でも、「自分の好みを再確認するための検証用セット」として1つ持っておく価値はあります。
フリークの王道:KontrolFreek
「フリークにはしっかりしたゴムのグリップ感がほしい」という人は、KontrolFreekが合いやすいです。私が初めて買ったフリークがここの凹型でした。特徴として、
- ゴムの素材感が強く、指に引っかかるようなグリップ感
- ザラザラした表面加工で、汗をかいても滑りにくい
- フリークメーカーとしての王道ポジションで情報も多い
その分、価格は2,000円台と少し高めですが、
- エイム時の指の引っかかり感
- FPSでの安定感
を重視するなら、試す価値は十分あります。
「PlayVitalで自分の凹凸・高さの好みが分かったあとに、よりグリップ感の強いフリークに乗り換える」という流れもありです。
ちなみに、ここの凸型のおすすめはこれ。一見パッとしませんが、結構良かったので2個買ってしまいました。


有名ストリーマー御用達:プロフリーク
「推しのストリーマーと同じフリークを使ってみたい」という人には、プロフリークが刺さりやすいです。
- 有名ストリーマーが使っているモデルが多く、「あの人と同じ装備」にしやすい
- 凹型の中では、V2のAoiが特に使いやすい(プロフリークの中ではゴム感強め・滑りにくい)
一方で、
- 全体としてはKontrolFreekに比べるとゴム感が弱めの印象
- 凸型の選択肢はそこまで多くない
- 対応ハードがPSしかない
といった特徴もあります。
「推しと同じ装備を使ってモチベを上げたい」「凹型でAoiが気になっている」という人は、PlayVitalやKontrolFreekと合わせて候補に入れておくといいかな、という立ち位置です。
ちなみに、凸型が1つしかないので、凸型が欲しいなと思う方がこれがおすすめです。表面の加工がゴツゴツしていて、指にしっかりひっかかるのでエイムはしやすかったです。ただ、先ほども言いましたが、ゴムの素材感がないので、汗をかくと滑りやすくなります。

おすすめの購入順序
私の経験から、以下の順序でのフリーク購入をおすすめします。結論は最初の1個はPlayVitalで、そのあと好みで分岐する感じです。
まとめると、ざっくりこんなイメージです。
- とりあえずフリークを試したい → PlayVital
- グリップ最優先で王道をいきたい → KontrolFreek
- 推しストリーマーと同じ装備を使いたい → プロフリーク
最初の1個はPlayVitalで凹凸・高さの好みを把握しておいて、「もっとゴム感がほしい」「推しの装備でテンションを上げたい」と思ったタイミングで、KontrolFreekやプロフリークに手を伸ばしていくと、無駄な買い物が減らせます。
ちなみに私のフリーク遍歴はこんな感じです。
- KontrolFreekで凹型凸型の試行錯誤→結果凸型に
- PlayVitalヤバイじゃん、いいじゃん
- プロフリークもありだな
- PlayVital、KontrolFreek、プロフリークの凸型をそれぞれ試す日々
- PlayVitalの凸型に落ち着く
そもそもフリークって必要?
フリークは、ゲームコントローラーのスティックに装着するエクステンション(延長パーツ)のことで、これを使うことでスティックの操作性が向上し、プレイの精度が劇的に変わることがあります。
特にFPSやTPSなどの精密な操作が求められるゲームでは、フリークがエイム精度や操作の安定感を向上させるため、多くのゲーマーに愛用されています。また、レースゲームや格闘ゲームでも、操作性の改善を目的に使用されています。
ゲームのジャンルやプレイ頻度によりますが、初心者こそ操作性向上のために試してみる価値があります。
ただし、フリークはあくまで「今使っているコントローラーの操作性を調整するためのパーツ」です。
そもそもの土台であるコントローラーが自分に合っていないと、フリークだけを変えても限界があります。
「フリークの前に、まずどのコントローラーを買うかで迷っている…」という人は、先にパッド選びから決めてしまうのがおすすめです。
どのコントローラーを買えばいいか分からない…という場合は、実際に色々試したうえで「この2つを選べば間違いない」という結論を出したこちらの記事も参考にしてみてください。
まとめ
- 凹型か凸型を決める
- FPSでは左スティックに低めのフリーク、右スティックに高めのフリークがおすすめ
- フリーク表面はゴム素材でザラザラ感しているもの
- 値段は2,3000円が相場
- 対応ハードの確認
- 装着タイプも確認
- おすすめフリークはPlayVital最強。KontrolFreek、プロフリークもあるよ。
まずは初心者向けのモデルから試し、自分に合ったフリークを見つけてみてください!

