ガジェット

【レビュー】 Pixel 8 Pro:子供の運動会撮影で分かった本当の実力

こんにちわ、ねばろーです。

今回は、子供の運動会で綺麗な写真を撮るために、購入したスマートフォン「Pixel 8 Pro」を約1年使用して感じたことを書いていきます。

  • Pixel 8 Proって結局どうなの?
  • ハイスペックなスマホに興味がある

こういった疑問をお持ちの方は参考にしてみて下さい。

ディスプレイ:見やすさと自動感度調整の利便性

ディスプレイは文句なしに綺麗です。6.7インチというサイズもあって、非常に見やすいです。普段からブルーライトカットや感度を下げて使用していますが、直射日光下でも問題なく見えます。

便利だと感じたのが、自動で感度が変わる機能です。以前使用していたXperia 10 Ⅳでは手動で調整していましたが、Pixel 8 Proは周囲の明るさに合わせて自動で調整してくれるので、非常に助かっています。

一方で、バッテリーを消費してしまう可能性もあるので、人によっては不便に感じるかもしれません。

処理速度とストレージ

処理速度:日常使いでは問題なし

処理速度に関しては、気になることはありません。YouTubeや通常のウェブサイトを見る程度にしか使いませんが、動作が重いと感じることはありません。

回線速度が速ければサクサク立ち上がるという印象なので、処理速度が特別速いというよりも、回線の影響が大きいように感じます。ゲームはやらないので分かりません。

ストレージ:256GBで十分、使い方次第

私は256GBモデルを選びました。写真や動画を頻繁に保存するため、256GB以上が推奨されているという情報をネットで見たのが理由です。実際、256GBあれば安心して使えますね。

「512GBは必要か?」と聞かれると、個人的にはそこまで必要ないと感じます。定期的にスマートフォン内の写真や動画をパソコンに移しているので、そのような作業をしない方であれば、512GBを選ぶメリットはあるかもしれません。

256GBと512GBの中間くらいの容量があればもっと良かったですが、容量が増えると値段も上がるので、今のところ256GBで全く問題ありません。

カメラ性能の詳細レビュー

カメラ性能:満足のいく高画質

カメラは非常に優秀だと思います。単純に綺麗な写真が撮れるというだけで、個人的には大満足です。

夜景撮影:驚くほどの明るさ

夜景撮影の性能も文句なしに綺麗です。暗い部屋で写真を撮る機会もありますが、小さな照明をつけたかのように明るく、非常に綺麗に撮れます。不自然な感じもなく、自然な美しさです。

望遠機能:20倍、30倍は実用的ではないが、10倍までは普通に良い

最大30倍ズーム機能については、30倍での撮影は画質の劣化が気になるレベルです。また、30倍での撮影は手ブレの影響が大きく、被写体を画面内に捉え続けるのが困難です。動物撮影などには不向きかもしれません。20倍もほとんど使わなかったので、実用的には10倍程度までの使用をおすすめします。

動画品質:手ブレ補正も優秀

動画品質は非常に綺麗で、手ブレ補正も優秀です。望遠機能と同様に、倍率を上げすぎると画質が劣化するため、10倍程度での撮影が最適です。

AI機能:今後の進化に期待

消しゴムマジックなど、様々なAI機能が搭載されていますが、私はあまり使用していません。

AI機能に関してはまだ発展途上だと感じており、これからさらに進化していくことと思います。もしAI機能が目当てでPixel 8 Proの購入を考えているのであれば、もう少し様子を見ても良いかもしれませんね。

本体デザイン・質感:高級感は控えめ

本体の質感や高級感については、正直なところあまり感じられません。水色のカラーを選んだせいもあるかもしれませんが、特に高級感があるという印象ではないです。

カメラ部分が出っ張っているデザインも、シンプルさを損なっており、高級感には繋がらないように思います。このカメラのせいで、人によっては少しダサく見えてしまう可能性もあるかもしれません。

使いやすさと携帯性:手が小さい人は注意

6.7インチと大型なので、手の小さい方には少し重く感じるかもしれません。夜、布団に横になってスマートフォンを見る際には、重さで手が疲れることがあります。

そのため、夜寝ながら見る時は、どこかに立てかけて見るようにしています。手だけで持つのが疲れるので、magsafe対応のスマホリングを購入して対応しました。

その他の機能

生体認証:使用せず

指紋認証・顔認証機能は搭載されていますが、使用していないため評価できません。

充電方法:選べる利便性

急速充電とワイヤレス充電に対応しているので、充電方法を選べるのは便利ですね。使用する充電器によって充電速度は変わってきますが、選択肢があるのはありがたいです。

バッテリー持ち:一日使い倒せる安心感

バッテリー持ちに関しては、朝から使っていても夜まで十分に持ちます。かなり使い込んでも、夜まで持つ印象です。あまり使わない日であれば、1.5日、頑張れば2日程度は持つのではないでしょうか。YouTubeをよく見たり、ネットサーフィンをしたりする方でも、一日であれば全く問題なく使えると思います。

音楽再生・スピーカー音質:こだわりがなければ問題なし

スピーカーは下部に付いていますが、音質はごく普通です。特別良いという印象ではありません。テーブルに縦にしてスマートフォンを使っていると、音の広がりが感じにくくなりますが、音質に強いこだわりがなければ全く問題ないレベルです。

あとイヤホンジャックがないので、優先のイヤホンが使いたいのであれば、タイプCのイヤホンが必要です。

発熱:高負荷時のみ

通常使用では発熱はほとんど気になりません。動画撮影や写真撮影を長時間行うと若干温かくなりますが、日常使用に支障はありません。

他社スマホとの比較:やはりカメラ重視

今まで様々なメーカーのスマートフォンを使ってきました。カメラ機能は一番優秀です。これまでXperia、OPPO、HUAWEIなどは5万円以下の物だったので当たり前の評価にはなるんですが。

私がスマートフォンを選ぶ基準は、やはり写真と動画の性能です。画質が綺麗か、そして倍率を上げた時に綺麗に撮れるか、という点を重視しています。次にはGalaxyも試してみたいと思っています。

アクセサリーについて

必須アイテム:ケースと保護フィルム

高価な買い物なので、やはり防御力を高めるのが賢明だと感じます。私はカメラ専用のケース、ボディケース、そしてディスプレイにはガラスフィルムを使用しています。

カメラ機能が良くなってきたので、カメラの保護フィルムが売ってることが時代だなと感じる今日この頃です。

総合評価

Google Pixel 8 Proは、特にカメラ性能を重視する方におすすめできるスマートフォンです。子供の運動会撮影という目的には十分応えてくれる性能を持っています。

ただし、誤解してはいけないのは「プロ並みのスマートフォンを使えば、素人でもプロレベルの写真が撮れる」という考えです。実際には、写真の後処理知識や基本的な撮影技術がなければ、プロレベルの仕上がりにはなりません。

-ガジェット